キャストの仕方以外で飛距離をのばす要素とは?
どうも紀北で釣りです。
今回は、キャストの仕方以外で、メタルジグの飛距離をのばす要素とは何か?ということについて考えたいと思います。
たまに、『むっちゃとぶなぁ!すごい力あんの
?』とか声をかけられたりしますが、どちらかというと力が弱い方。ペンデゥラムキャストなしのオーバーヘッドキャストで100mぐらいの飛距離。たいがいの方は、これぐらい飛ばせます。
その要素というのは?
①体力(筋力)
上で述べたのとは、少し矛盾するところもありますが、力が強いとロッドを力強く振れる!遠投する人は大概、体力があります。YouTube動画などでキャストの仕方など説明している方は、筋肉がすごい!そら飛ぶやろ!って感じです。
私にはあまり無い要素です。
②ロッドの長さ
ロッドの長さは、長ければ長いほど大きな遠心力を得られるため、キャストの飛距離をのばすにおいて大事な要素の1つとなります。
ただ、長ければ長くなるほど操作性がわるくなり、体力がひつようとなってくる。バランスが大事になってきます。
③ハイエンドモデルを使用する。
最近よく言われていたのが、パッドパワーが強いとルアーがよく飛ぶと言われ、低価格帯のロッドは、パッドだけが強く、ティップはヘロヘロ。それに比べて、ハイエンドモデルは、パットからティップまでハリがあります。
例えるならティップは、ボールを投げる時の手首の役目をしているため、最後にジグを押し出すための重要な役割を果たしています。
やっぱり、高いタックルは良い!これが現実です。(涙)
④自分のタックルの性能を知っておく。
私の現在の使用タックルは、シマノコルトスナイパーXR 106M。ジグMAX70g。プラグMAX55g。それ以前は、コルトスナイパーSS 106M。ジグMAX 60g。プラグMAX45gを使用していました。
SSを使用するとして1番飛ぶジグの重さは?
と聞けば、大半の人は、40g と答えるはず。
一般的にMパワーのロッドは、40gのジグが扱いやすいと言われていますので、1番飛距離の出るジグの重さは、 40g だと勘違いしている方が多いと思います。下手すると 60gのメタルジグをキャストするとロッドが折れそうで怖いという方もいるぐらいです。
でもそれが間違い!飛ぶのは 60g!扱いやすいのが40g というだけです。(ダイワのジグキャスターなんかは、ロッドが柔らかいと言われているので、事シマノに限るかもしれませんが…)
⑤PEラインを細くする。
PEラインを細くするとジグの飛距離があからさまにのびますよね!ただ細くし過ぎると高切れする。諸刃の剣ともいえます。
普段PE2号を使用していますが、1.5号に変えると10mぐらいよく飛びます。
個人的には、細いラインの方が横風に弱いような気がしますが、一般的には細糸のほうが風の影響を受けないと言われています。
⑥後方重心(形状の小さな)のジグを使用する。
ジグの重心によって飛距離は、大きく変わります。中にはセンターバランスのものでも良く飛ぶものもありますが、基本的には、リヤバランスのものの方が良く飛びます。
また、タングステン素材のシルエットの小さなものが、抵抗が少なくてよく飛びます。
これら、①〜③はどうしようもないが、④〜⑥はまだ変更し易い要素であるといえます。
これらの要素を組み合わせる事により、メタルジグ100mぐらいの飛距離ならば、思ったより簡単に飛ばせるようになります。